毎週水曜日更新、「 コンサルティングの現場 より 」
このコラムは毎週水曜日に更新します。
皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。
さてさて。
日々の営業、いろいろと足掻いて、もがいていることでしょう。
「こうするべきか、どうしようか・・・」
「よし、こうしよう!」
などなど。
さて、今日はとある支援先でのお話です。
この支援先は稼働が低迷しているために粗利の確保もギリギリであり、そのため機械代予算もあまりあるとは言えません。
そんな中でこの状況を脱したい!と思えば入替に頼らずに遊技機の使い方にシフトすることになります。そして出した結論は、
・海をもっと伸ばそう
でした。
しかし海系の機種全部に力を入れるというのは粗利確保の問題もあり現実的ではなかったので、海系の中で1機種(5台)に絞ることにしました。
ミーティングで上記のように決定し数週間が経過しました。
あるとき店舗データを見ていて件の対象機種をチェックした時です。
「力を入れている~」とは思えないような数値となっていました。
私「この海は力を入れて運用しているはずではありませんでしたか?」
店長「いや、そうだったのですが、月間粗利が厳しくなってきたので仕方なく・・・」
こういうことをすると、それまでの運用がまったくの無駄に終わります。
「稼働が伸びていないが、これまでと変わらないのだから±ゼロ」ではないのです。
一時期力を入れて(出して)いた分がまったくの無駄な放出となってしまっています。
「そんなことは言われなくてもわかっているよ」
本当にわかっているなら一度決めたことは徹底してやり抜いてください。
それができていないから何も変わらないのですよ。
今までも海系に限らず例えばジャグラー、例えば甘デジなどに力を入れようとして、やり抜かずに途中で投げ出していることでしょう。
強豪店には海系機種や定番機種が強いお店が多いですね?
その強豪店は「力を入れる」を徹底して、やり抜いたから強くなったのです。
結果の得られないお店は一度決めたことをすぐにやめてしまうから、いつまでたっても「「低空飛行」なのです。
「成功者は例外なく決断が速い。そして一度決めたことはよほどのことがない限り変えない。」
「失敗者は例外なく決断が遅い。そして決断のあとも自分の決断に自信がなく、人の意見に左右されすぐにコロコロと変える。」
世界中の成功者を調べ上げて「成功の法則」をまとめたナポレオン・ヒル博士の言葉です。
思い描いた状況に到達していない現状は「失敗」しているということです。
「成功」するためには決断を速く、そして一度決めたことは覚悟をもって変えずにやり抜いてください。どんなことも、です!
■ 利益と稼働を両立する考え方
-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない
この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。
なぜそう言えるのか?
その答えはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.ab-c.jpn.com/8655