毎週水曜日更新、「 コンサルティングの現場 より 」
このコラムは毎週水曜日に更新します。
先日、とある店舗でのお話です。
この店舗ではそれまで3のつく日にイベントを行っていました。
決して派手な告知ができるわけではありませんが、それでも過去からずっと行っていることなのでお客様にも浸透しており、それなりに高稼働になります。
ただ問題もありました。
それは「その日だけ高稼働」ということです。
10年ほど前なら「イベントで出玉を見せることで来店のきっかけを作り、ほかの日への稼働に波及する」ということもありましたが、現在はほぼそういったことは見られなくなり逆にイベント日の放出の影響でその他の日の出玉を抑えなければならなくなることで余計にイベント日以外の来店が減少するという悪循環に陥ってしまっています。
そうなると話は自然にイベント開催効果の検証、開催の可否になってきます。
店長 「これまでの歴史もありますし、廃止してしまうと尚更稼働が落ち込みます。」
私 「しかし本来の目的は全体の稼働アップだが、その目的は達成できていると思うか?」
どこの店舗でもこういった問題、話がされていることでしょう。
そして結論は得てして「当面、現状のまま進める」となりがちです。
しかしここで考えてもらいたいことがあります。
それは「同じことをしている限り、今と同じ結果しか得られない」ということです。
これまでしてきたことで結果が得られないならやり方を変えないと違う結果は得られないのです。
人間、だれしも「変化」に対して臆病です。しかし変化をしないと新しい未来は手に入りません。
「自分の思い描いた結果が手に入っていない場合、これまでの道のりが間違っていたと考える」
今までに固執しないで常に変化を受け入れる度量、そして今までを捨て去る度胸。
これらを常に意識してください。
安定した現状ならこれまでと同じで構いません。
でも現在は激動の時代です。
だからこそ、柔軟に。ド底辺脱却に必要なのは変化を志向することですよ!
■ 利益と稼働を両立する考え方
-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない
この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。
なぜそう言えるのか?
その答えはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.ab-c.jpn.com/8655