毎週水曜日更新、「 コンサルティングの現場 より 」
このコラムは毎週水曜日に更新します。
店長の仕事は多岐にわたり、そしてとても多忙です。
特に中小ともなると当然人手も足りず、大手や強豪店のように職務分担という概念がないかのように、全てのことで検討と決断を迫られます。
そんな時に一つ一つの仕事を順番にこなしていくような処理の仕方をしていたらとても仕事が追い付くはずもなく、残業だらけになって心身ともに疲弊して・・・。家庭も仕事も、結局どれもがおろそかになってしまいます。
このようにならないためには下記のように考えるべきです。
① 検討事項や決断すべき事項をリストアップする。
② 締め切りの近い順に並べ替える。
ただ、これだけです。
これだけで劇的にスピードアップして効率的に処理できるようになるでしょう。
また上記①②に追加して、抱えている仕事の順番を決めたら、
③ 一つ一つを処理する(考える)時間割を決める。
④ その時間帯は当初決めたこと“だけ”の時間とする。
とするともっと効率よく処理していけます。できれば1週間単位で大まかにスケジューリングして、毎日翌日の時間割を決めていくようにするとよいです。
「経営資源の選択と集中」、特に営業戦略を立てるときの弱者の戦略として用いられる言葉です。
でもこれ、何も営業戦略だけに通じる言葉ではないのですよね。資源―この場合は人的及び時間的なこと―は強者にとっては有り余っているかもしれませんが、中小の現場では限りあるものなのです。
この限りある資源は有効に活用しなければなりません。
与えられた“時間”という資源、このとても大切な資源を無駄に使うことのないように日々優先順位と締め切りを意識して、効率よく処理をしていきましょう。
時間を有効に使えるかどうか、が業績向上の重要なカギになりますよ!
(了)
■ 利益と稼働を両立する考え方
-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない
この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。
なぜそう言えるのか?
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