毎週水曜日更新、「 コンサルティングの現場 より 」
このコラムは毎週水曜日に更新します。
いよいよ2023年がスタート、今日1月4日は年末年始営業真っただ中ですね。
例年ならばこの時期は12月に大型版権機種、ビッグタイトル機種の納品が続々とスタートしてそれなりに業界全体が活気づくはずなのですが、今年はその数も少なく、その他は小粒な機種ばかりでイマイチ盛り上がりに欠けています。
もちろんこのことは強豪であろうとなんであろうと同じ条件なのですが、むしろこういった「同じ条件」のときほどその差が明らかになってしまいます。
同じ条件だからこそ地力の差が顕著になる、さてこの差は一体どこにあったのか(あるのか)、今回はその一例をお伝えします。
中小ホールの現場ではだいたいにおいて人手が足りません。
そうなると店長ほか役職の人たちはそれこそスーパーマンのようにいろいろな仕事を掛け持ちで処理していくことになります。
すると当然どこかに無理が生じて注意力や集中力の欠如を起こしてしまいます。
そしてそうなるとどうしても時間を無駄に使ってしまうことになります。
つまりだらだらとした時間を過ごしてしまうのです。
「時間」という資源は有限且つ万人に平等に与えられています。
同じ時間を経過するというのは、同じ量の資源を消費していることと同じです。
そしてその中身、つまり「質」の違いが人それぞれの違いを生み出します。
「時間という限りある資源を無駄に消費しない。」
こう考えるか考えないか。すべては意識の差といえます。
今まで、もし少しでもぼーっとする時間があったなら、これからはその時間を使って前向きな取り組みを始めてください。数字を分析する、お店を巡回する、部下と打ち合わせをする、本を読む、できることはいっぱいありますよ。
さて、これまでの話は当たり前なことと言えば当たり前なことでしょう。
「そんなことはこれまでにも何度も聞いたし、わかっているよ。」
という言い訳が聞こえてきそうです。
ところが実はここが重要なのです。「これまでにも何度も聞いた」ということは、これまでに何度も同じ苦言や指摘を受けて、そのたびに逃げてきたのではありませんか?
その結果、今も同じ状況を続けているのではありませんか?たとえば今40歳だとして、「今さら変えられないし、せめて35歳の時に動き出しておけば今は違っていたかもしれない。」と考えるかもしれません。
しかし、今動きださないとおそらく45歳になった時にも後悔していることでしょう。「せめて自分が40歳だったら・・・。」と。
時間は有限です。
今動きだせば未来は必ず変わります。
逆に動き出さなければいつまでたっても何も変わらず、常に後悔だけが付きまといます。「せめて5歳若かったら・・・」と。
強豪と呼ばれるお店はとにかく時間管理にシビアです。決して無駄・無為な時間を過ごさないという風土が多くあります。集中力を切らさず、時間という資源を有効に使う意識を持ってください。
「三大経営資源」とされる人、モノ、カネという資源と違い、時間という資源だけはあなた自身の意識でいくらでも使えて、さらにいくらでも質を高めることができるのですよ!
(了)
■ 利益と稼働を両立する考え方
-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない
この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。
なぜそう言えるのか?
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