お盆営業について
■ お盆で取れるから、出せる
お盆期間という稼ぎ時が終わりましたが、さて粗利益をしっかりと稼ぐことができたでしょうか。
「こういった集客が期待できる時だからこそ、出してイメージアップを図りたい」
こう考えたお店もあるかもしれません。しかし稼げるときに稼がないのは非常に拙いことになります。
■ 取るときには取らないといけない
どんな営業を志向しても毎月の利益目標(計画)というものがあります。お盆に取れなかった(取らなかった)分をどこで確保するかというと、もちろん、8月の後半となります。
しかし重々承知の通り、8月の後半は例年非常に厳しい稼働となってしまいます。
つまり8月後半は通常の割数、玉利で営業したとしても売上が追い付かないので、たとえ利益”率“が合っていても利益”額“で追いつかなくなることが目に見えているのです。
そうすると、「売上が落ちているのに、さらにシメないと追い付かない」となり、結局はお客様に悪印象を与える結果に陥ります。
「お盆の計画は元々出すように計画していたから、後半に無理な営業をする必要はないから大丈夫。」
こういった意見もあるでしょう。
しかし営業(経営)というものはなにも月単位だけで考えるものではないです。
年間という単位で考えてください。一年の中でも「取るべき月、出すべき月」というものがあります。そして8月は当然「取るべき月」です。
この取るべき月に取らなかった(取れなかった)分は、必ずどこかの月に負担をかけます。そう、「取るべきでない月に、無理をしてとる」ということになり、お客様に悪印象を与えます。
■ 出すために、取る。買うために、取る。
お盆という「特別な」集客時期、強いお店はしっかりとシメて利益を確保しています。だからこそ、これから落ち込むときにしっかりと放出できます。
「取ったから出せる、取ったから買える」んです。
業績が厳しいお店ががなぜ厳しいのか?それは間違ったことをしているからです。
出し方ひとつ、取り方ひとつで業績向上が見えてきます。要は考え方次第だと思います。
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