■ Withコロナ時代に求められるのは「安全」
今朝(5/8)のフジテレビ特ダネ!にて営業を再開したパチンコ店の特集が組まれていました。取り上げられていたのはD’ステーション仙台泉店、もちろんここ宮城県は自粛要請が解除されています。
「営業を再開したパチンコ店、従業員にフェイスシールド…パチンコ店“厳戒”再開」
内容は営業再開にあたっての取組みを中心にまとめられており、そのほとんどが今回営業を再開したお店や今再開準備中のお店でも行っていることでした。
・入店時の検温、マスク
・使い捨て手袋
・間引き
・台間ボード
・空き台のこまめな消毒
そのコーナーの最後にお客様にインタビューをしています。
「いろんな人が触っているの、怖いですね」
「やっぱり、消毒してあるところだよね」
この言葉にこれから迎えるWithコロナ時代にすべきことが集約されていると思います。ここで挙げられている「消毒」は一つの例であり、「安全と安心」がこれからの営業のキーワードです。
再開したお店、再開準備中のお店、どちらもこのことは当然のこととして理解していると思います。
しかしこれからは「徹底」が求められます。特ダネ!の特集の冒頭では入口に専門のスタッフを配置して来店客一人ひとりに検温をしている姿が映し出されていましたが、これなどはやりすぎレベルに思えても、逆にそのくらいがちょうどいいくらいの感覚だと思います。
■ 業界の取組みや姿勢をもっと発信すべき
一般の方は「パチンコ店も営業しないといけないのはわかるけどね・・・」というくらいの認識です。実は97%の店が休業したという事実をほとんど知りません。(しかも残りの3%のうち150店舗くらいは元々自粛要請が出ていなかった自治体のお店ということも知りません。) ほぼ全店が「泣く泣く休業」したことは全く知らず、「パチンコはこの状況でも営業している」と思っているのが現実です。
これは業界としての声を外部に発信できていないことも要因ですが、これまでのワイドショーを中心とした報道の姿勢によるところも大きな理由だと思います。
そして今回の特ダネ!でのこの特集、初めてと言っていいくらいの「パチンコの営業に関するポジティブな報道」でした。
これから経済活動を元に戻していく中でパチンコ業界もその一翼を担うはずです。
そして、そのためには「絶対に感染者を出さない。クラスターにならない」という強い意識を持ち、「しているレベル」ではなく「徹底しているレベル」に高めていってほしいと思います。それこそ、他のどの業界よりも高いレベルで。
そして、そのことの発信が重要です。
「出すなら言う、言うなら出す」
過去、パチンコ店の営業で「すべきこと」とされていたキャッチフレーズです。
これを今回のコロナ問題の取組みに合わせて言い直すとすれば、
「やるなら言う、言うならやる」
となるでしょう。
この2週間ほどの営業店舗に対するネガティブな報道から今回のようなポジティブな報道が増えていくことで、業界に対するイメージの向上が図られてほしいと思います。
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