2020年5月9日、業界誌 アミューズメントジャパン 誌の執行役員常務の田中氏からのオファーによりZoomを使ってのオンライン対談を行い、すぐの編集作業ののちYoutubeにアップロードされました。
<左:林 秀樹 右:AJ執行役員常務の田中剛氏>
内容を抜粋すると以下のようなものです。
1.休業要請延長下での営業再開店舗の数と、その印象
・少なかった
2.ご支援先には、休業するにあたって、どんなことを提言しましたか?
(1) 経営幹部~店長層に対しては?
<経営>
・キャッシュを用意すること
融資の申請
助成金、補助金の申請(持続化補助金、休業要請支援金、雇用調整助成金)
借り入れの整理(融資が実行されたら。手形をなくす)
今回は特別な事情なので大きく借り入れを申請すること
(3年間無利子、据え置きをフルに活用する)
・出血を止めること
手形の差し止め(全国銀行協会)
社会保険料の差し止め
・情報を取ること
税理士、社会保険労務士
基本的にこちらから問い合わせないと教えてくれない
・経営計画の見直し
店舗の営業計画にあわせたキャッシュフロー計画
<店長>
・営業計画の見直し
→営業が再開されても顧客心理はすぐには戻らない。
→良くて3月並み(40%ダウン)、もっと下がる恐れ
・Withコロナの営業はこれまでとは変わる
→「並ばせること、集客すること、宣伝をすること、煽ること、店内活気を演出すること」ができない状況で営業をする
→「安全な場所、安心して遊技できる場所」
→やっている、ではなく徹底している
→絶対に感染者を出さない、クラスタにならない。出したら業界が終わる
→お客様と共に「大切な社員さんを守る」意識を持つ
・機械のメンテナンス、これまでできていなかった箇所の清掃
・社員さんを安心させること
→休業して大丈夫なのか?の不安を解消する。(会社は大丈夫だ)
→コミュニケーションの機会とする
(2) 社員の方々に対しては?
・行動に気を付ける(うがい手洗いマスク、不要不急の外出を控える)
3.まだ休業しているホールが、営業再開までにやっておくべきことは?
時間はあっという間に過ぎることを意識してほしい。
上記のことにすぐに取り掛かる。
社員研修の時間を取る。オンラインも可。雇用調整助成金に+2400円される
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今後は研修、セミナー、またコンサルティングの現場もこのようなオンライン化が進むと思います。また、社内の会議も同様にオンラインが当たり前になるでしょう。
社会は急速に変わります。早めに時代に慣れていかなければいけないですね。