■ オンライン化は時代の流れ
新型コロナウイルスの影響で人と人との接触を減らすことが叫ばれています。
これによりパチンコ店ほかBtoCの遊興施設は営業休止の要請がされたり、またほかの業種でも在宅勤務を推奨されたりといった状況ととなったことで、昼間のインターネット通信量がコロナ感染拡大前と比較して最大で53%増加しているそうです。
在宅勤務の広がりなどで自宅でインターネットを使う人が増えたためですが、前の週の平日と比べると、ほぼ横ばいでした。
また、大型連休後半の土日、今月2日と3日の昼間の通信量は、ことし2月下旬の土日と比べると最大で14%の伸びでした。
外出自粛が呼びかけられる中、連休中も動画配信などを利用する人が増えたと見られますが、前の週の土日との比較では、ほぼ横ばいでした。
NTTコミュニケーションズでは通信量は増加しているものの全体的なサービスには影響が出ないようにしていると説明していて、引き続き注意深く推移を見ていくことにしています。
大型連休中のネット通信量 感染拡大前と比べて増加 新型コロナ NHK NEWS WEB 2020.5.8)
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社会は急激に変わっていっていると感じます。これからのキーワードは「安心、安全」とともに「オンライン」も加わるでしょう。
仕事、プライベート、共にオンラインでの活動の割合が増えるということです。すでに政府がオンラインでの飲み会や帰省を奨励しているように時代は急速にオンライン化に舵を切っています。
■ 会議、研修、セミナー、商談もオンラインで効率アップ
オンラインの特長、強みと言えばそれは、
・空間的、距離的な問題を解決すること
・移動時間を必要としないこと
です。
これまでは「電話」によって、もしくは最近はLINE等ソーシャルメディアによってこれらを解決していました。
ただし電話、LINEにも弱みがあります。それは「1対1」だということです。会議や研修には若干合わない面がありました。やはり会議や研修等はオフライン、顔と顔を突き合わせて行うものだという文化が根強かったと思います。
しかし時代はコロナによって半ば強制的に変わりました。人と人との接触を減らさなければならない中で経済活動を進める必要が出てきたのです。
そこで注目されているのがオンラインでの会議、研修です。
上記のような強みがこれからのWithコロナ社会の経済活動に非常に有効に作用します。
私自身、この2か月でオンラインによる会議を50回以上、研修での講師や対談も行いました。その経験から言えることは、
・オフラインの弱みを強力に補い、効果はオフラインと同等かそれ以上
です。
研修では遠く四国や九州、また東北と関東のホールさんに計数管理やコロナ問題対応の研修を行いました。また対談は東京の業界誌編集者さんとです。そして私は大阪在住です。
今までなら日時を合わせる必要があり、また前日入りなどの交通諸経費がかかります。しかしそれらが必要ありません。
受講される方も一か所に集まる必要はなく、「時間と空間(距離)」に関するメリットがとても大きいことが分かりました。
オンラインでの研修や会議での「効果」に疑問を持たれる方も多いかもしれません。しかしこれも杞憂だといえます。そもそもオフラインでの研修であっても話が頭に残らない方はいます。むしろオンラインだからこそ、集中して画面を見ることになるので効果は同等以上だと感じました。
会議や研修を主宰するホストとしてもメリットがあります。
一般的にオフラインでの会議や研修は視線が一方向になりますが、オンラインでは(ギャラリービューなら)全員の顔を一望できます。これはとても大きなメリットで、会議や研修への集中度が把握できます。
また、参加者同士の雑談やこそこそ話も無くなるということも大きなメリットで、会議や研修がとてもスムーズに進行します。
■ マイナス面はないか
ここまでオンラインのメリットばかりを挙げていきましたがもちろんデメリット、マイナス面も存在します。
・参加者の理解度の把握が難しいこと
実はマイナス面としてはこの一点のみです。オフラインのように面と向かっていないのでさすがにこの点は把握が難しいです。
ただ、このマイナス面をしっかりと理解してそのマイナスをなくすように進行を心がければよいことだと思います。一例で言えば、Zoomにはチャット機能があるので質問事項などはチャットに書き込むことで別途時間を設けて質疑応答をするなどの対応ができます。
■ オンラインは時代の流れ、早く慣れて対応を
Withコロナでは人と人との接触を減らす必要があり、オンラインでの仕事が今後ますます増えていくと思われます。
時代は変わります。そして今回は強力な外部環境の変化があり、否応なしにオンライン化は進んでいきます。
まずは経験してみること。「合わない」と言っていても時代は待ってくれません。
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