■ 「コロナの後」は当分来ない、「コロナと共に」生きる
「Afterコロナに向けて」ということが叫ばれていたのが遠い昔のように感じる20020年、8月。「After」は幻想で、すでに新聞テレビ等の報道は「Withコロナ、コロナと共生する社会をどう続けていくか」に変わっています。
新型コロナの感染拡大を抑えつつ経済を回していくことになるのです。
■ 無くても生活できることが分かってしまった
新型コロナの脅威が一気に広まったのは1月中旬の国内第一号感染発覚からでしょう。すでに半年以上が経過しています。この間、生活は大きく制限、変化がありました。目立つところでは外食機会、対面業務、移動などの減少です。
最初の頃こそ不便を感じていましたが、ここまでこの生活が続くと「これがないと!こうしないと!」と思っていたことが実は「しなくても、なくてもいけるね」と感じていると思います。
このままこの日常が続くと、そういった「なくても何とかなった」モノ、サービスが淘汰されていくと思います。社会変革の始まりを感じます。
■ 戻らない顧客を求めるな
パチンコも例外ではないと思います。「パチンコはなくても何とかなるな」と思われた方はもう戻らない、そう考えた思考、戦略、戦術を組み立てていかないといけないです。
6月あたりの「徐々に良くなっている」という手ごたえのあった期間、稼働をけん引していたのはスロット客を中心とした若年層でした。そのため、
・年配層は“密”を避ける心理があり、未だ戻っていない。
・今後はいかに年配層を戻すか、カギは安全と安心だ
という意見が多くありました。そして過剰ともいえる清掃、除菌その他の対応、施策をしてきました。
もちろんこの施策(清掃、除菌の徹底)はwithコロナ時代にはとても重要、必要なことです。
しかし、この施策によって年配層が戻ってきたか?と言えば答えはNOです。これらの施策はwithコロナ時代としては必須のことですが、これによって「戻ってくる」はないです。
今回来なくなった顧客はもう、戻ってきません。なぜなら「なくても平気」となってしまったからです。
「時代はもう、戻らない。過去と同じ状況になることはあり得ない。」、今の外部環境に合わせた取り組みが必要です。
今来ていない人はおそらく今後も来ない、それをスタート地点として「では、どうするか」を考えてほしいと思います。
そのための営業戦略、施策についての詳しい提案はこちらの記事をご覧ください。
・既存顧客を優先すべき理由
・市場シェアではなく、顧客シェア
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