■ 名刺は連絡先の交換ではない
突然ですが、皆さんはどういった名刺を使っていますか?
名刺には会社名、氏名、役職、連絡先などが記載されていると思いますが、実は名刺の役割と効力はそんな連絡先を伝えることではないことをご存知でしたでしょうか。
以下の画像は過去に私が使っていた名刺です。
これ、個人的になかなか気に入っていて長い間使っていた名刺だったのですが、あるとき信頼する先輩経営者(異業種)から紹介された「名刺コンサルタント」という方に差し出したところ、
「林さん、この名刺は拙いですよ。」
と強烈なダメ出しをされてしまいました。
私は「何がダメなんだろう?」と逆に興味が湧いて、そのコンサルタントの方に名刺の意味や効力をお伺いし、その後デザインや記載内容を指導していただき変更した名刺がこちらです。
さて、何が変わったでしょうか。
■ 名刺は「自己アピール最大のツール」になる
「名刺って、誰に渡すものだと思いますか?」
名刺コンサルタントに最初に聞かれた質問です。
「取引先、ではないですか?」
普通に誰もがこう答えるでしょう。名刺はビジネスシーンで渡すものだからです。
「違いますね。実は名刺は、『初めてあった人』に渡すものなのです。」
「初めてあった人なので当然会話も弾みづらい面があるので、だからこそ自分の情報を記載しておくのです。」
「記載するのは自分の強み、それとキャッチフレーズです。」
「そうすればこの名刺を見ながら話を展開できますよね。そして自分のターンでさりげなく自分のこと、仕事のこと、強みをアピールできます。」
「あと、一度会っただけだとほぼ、忘れます。だからこそイラストではなく写真が必要です。」
「裏面も必ず活用しましょう。」
細かい構成の話もいろいろありますが、大きくは上に記載のようなことを名刺に記載すべき、ということです。
つまり名刺の役割は連絡先の交換ではなく、
・自分自身のアピールツール
として使いなさいということなんですね。
特に営業職の方は、一度自分の名刺の記載内容を確認してみてはいかがでしょうか?
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