私は、「趣味は何ですか?と聞かれると「パチンコとランニングです」と答えます。
「パチンコが好き」というのはおおむね皆さん、ご存じのことです。しかしランニングについては、例えば1on1(お互いに相手をよく知るために行う、1対1での仕事やプライベートの紹介)で趣味をランニングというとすべての人が(本当にすべての人が!)「すごいですね!」と言っていただけます。
私は確かに趣味がランニングではありますが決して速いわけでもないです。(むしろ遅いです。) ただ、走ると気持ちがいいので走っているだけで、正確にはランニングというより「ジョギング」といった方が正しいかもしれませんね。
ランニング自体は週一回ペースでのんびりと行っていたのですが、昨今はコロナ禍で自宅にいることが多くなったことで春先からは週2~3回に増えていました。
しかし走る前に十分なストレッチなどを行っていなかったことで、今年の3月にヒザを痛めてしまい2か月ほどランニングができなくなりました。
その後ヒザ痛も癒えた4月にランニングを再開した時のタイムは「8.63キロ、1時間15分(1キロ8分42秒)」まで落ち(アプリのナイキRUNクラブ=NRCで計測。)、そしてそこから5か月、合計RUNは358キロとなり今日のタイムは「10.0キロ、1時間4分(1キロ6分26秒)」。まだまだ「10キロ1時間以内」には及びませんが、それでも少しずつの進歩はしているかな?と感じています。
■ ブレイクポイントは必ず来る、やり続ける
何事もやり始めのときはとてもつらいもので、たとえて言えばそれは雪だるまを創るときに似ているといわれます。最初は力が必要で思うような大きさ(結果)は得られなくとも、徐々に雪だるまは大きくなり、あるときブレイクポイントを迎えるとその雪だるまは勝手に勢いを増して進んでいきさらに大きな塊となるというものです。
私はランニングでその効果を実感しています。
そしてこれは仕事も同じですよね。結果が出ないからと言って投げ出さず、やり続けることこそが唯一の方法であり、求める未来への最短ルートと言えます。
■ 最短ルートは、やり続けること
コンサルタントという仕事をしていると、相談の一定割合に「この厳しい状況を変える、何か良い方法がないか」というものがあります。
過去にはイベント、大型入替、リニューアルなどをすることで現状を変えることができた時がありました。(と言ってももちろん「点」で行ってもすぐに元に戻る例もあり、「線でつなげる」ための意識と行動は必要です)
しかし現在はそのような飛び道具的な戦術、施策は通用しなくなっています。今すべきことは「愚直にやり続けること」。
一足飛びに現状を変えようと考えること自体がムダ、無意味です。「正しいことをやり続けること」、この一点のみです。
ここでいう正しいこととは「顧客に向き合い、顧客の要望と自社の強みを照らしてできることを提供すること」であり、そしてそれを結果が出るまで続けることです。
やり続ける力、やり抜く力。
ブレイクポイントは必ずやってきます。自分を信じる=自信をもって進むことが最短ルートです。
私のバイブルの一つです。
アンジェラ・ダックワークス著「GRIT やり抜く力」(ダイヤモンド社:2016年)
「GRIT」についてはこちらでも記事にしています。
GRIT~やり抜く力(2017.10.13)
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