新型コロナウイルス、東京では1/5発表分が1,278人。
緊急事態宣言が一都三県に発令とのことですが世間には昨年春に発令された時ほどの危機感がないと感じます。
ここでちょっと調べました。
「2020年春、緊急事態宣言が出た前後の状況」(東京)
緊急事態宣言 1回目の状況(NHKウェブサイト)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/emergency/
・4/4 東京で初めて感染者が一日あたり100人を超える
・4/5 東京で累計感染者が1,000人突破
・4/7 1都1府5県に緊急事態宣言発令
・4/16 全国に緊急事態宣言を発令
・5/14 1道1都2府4県を除く39県で緊急事態宣言解除
・5/21 大阪、兵庫、京都で宣言解除
・5/25 東京、神奈川、埼玉、千葉、北海道で宣言解除
この時のパチンコバッシングは激しかったですね(汗
私も4月第2週あたりのことは覚えています。
阪神地域(大阪~神戸間)在住なのですがとにかく街に人がいない、車も走っていない。テレビは「この世の終わりか!」というくらいコロナコロナコロナ。
そして現在です。
東京のコロナ感染の主な動きは昨年11月以降急速に増加の一途というのはご存じのとおり。(下記数字は全て東京都)
東京都の新型コロナデータ(NHKウェブサイト)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/pref/tokyo.html
・11/11 初めて一日で300人を超える(316人)
・11/18 初めて一日で400人を超える(485人)
・11/19 初めて一日で500人を超える(531人)
・12/10 初めて一日で600人を超える(600人)
・12/17 700人を飛ばして一気に800人を超える(821人)
・12/26 初めて一日で900人を超える(949人)
・12/31 一日で1,000人突破(1,337人)
・1/5 二度目の1,000人越え(1,278人)
・現在、曜日別の最多人数を毎日更新中
陽性率も非常に高くなっています。
1/5の東京は検査数9,907人で1,278人の陽性なので陽性率は12.9%まで上昇しています。
東京都、5日のコロナ新規感染1278人で過去2番目の多さ 陽性率12.9%に上昇
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/01/512782.php
ここで世界で最も新型コロナウイルス感染状況が厳しいアメリカの数字を確認してみました。
、
新規検査数 163万8,829件
新規感染者 17万7,669人
陽性率 10.84%
です。(1/4の数字)
【随時更新中】新型コロナウイルス感染症(COVID-19) アメリカ、ワシントン州の主なニュース
https://www.junglecity.com/news/novel-coronavirus-covid-19-news/
アメリカの人口は約3億人、検査実施率0.54%
東京都の人口は約1,300万人、検査実施率0.08%
この比較を見ても「東京都は非常にまずい」状況にあることが分かります。
→検査数が多ければもっとひどい数字になることが分かる
さて今回の緊急事態宣言の件です。
昨年春はあれだけピリッとしたことだったはずが、状況が悪化しているはずなのに、なんとなく「ふーん」というような空気感があります。
新聞報道などによれば菅首相は2020年春のときも当時の安倍首相に緊急事態宣言の発令をしないよう進言していたとのことで、もともと積極的に発令すべきではないという立場、経済優先の立場のようです。
これにより今回は飲食店限定の発令となりそうで、またその範囲も1都3県に限定の見込みであることから関西を含めて全国ではなんとなくのんびり構えている雰囲気があります。
ただ、
・医療の現場が疲弊していること。
・経済が回らず明日が見えない業種があること。
どちらも考えなくてはならない問題ですが・・・。
今回は特に結論、というものがない状態で思うところを書いてみました。
何が正しいのか。
これは後世になって歴史を振り返って初めてわかることだと思います。
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