ABC林 の日々雑感
■ 人口オーナス
「人口オーナス」というワードをご存じでしょうか?対義語は「人口ボーナス」です。
意味はそれぞれ、
・人口オーナス:子どもと高齢者に比べ、労働力人口が少ない状態
・人口ボーナス:労働力人口が子ども・高齢者よりも多い状態
を指します。
1950年代~1990年代半ばの日本は人口ボーナス下にあったとされ、確かにその時期の日本は「Japan as NO.1」と言われたように高度経済成長で世界第2位の経済大国に成長しました。
しかし日本は1992年ごろから人口オーナス状態に突入したといわれており、現在、世界で最も人口オーナスの進んだ国とされているようです。
人口オーナス下では経済が停滞または落ち込む、社会保障が機能しなくなる、労働環境が悪化する(人手が足りない)という3つの問題が起こるとされ、実際にこれらは2030~50年代に顕在化するとして警鐘が出されています。
これから確実に労働力が減少、つまり人手が足りなくなります。
労働力の確保は同じ業界の競合だけではなく全業種での奪い合いとなるので、より魅力的な業界に、より魅力的な企業(店舗)になっていかないとならないです。
人口オーナスとそれによる問題のうち「人出不足」は、日々の営業で感じる「わからない、混とんとした未来」ではなく明確に「わかっている未来」への対応なのですから、今からその準備、対応を進めていく必要があると思います。
(了)
■ 利益と稼働を両立する考え方
-稼働を上げるには、出さなければいけない
-利益を上げるには、シメなけれないけない
この思考は間違っています。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社では一貫して「利益を増やせば、稼働は伸びる」とお伝えしています。
なぜそう言えるのか?
その答えはこちらをご覧ください。
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