「人類はなぜ地球を制覇するほどの発展をしたのか。」
人類よりも大きく、強い生物はたくさんいました。むしろ「最貧弱」ともいえる生物だったはずです。しかし生き残ったのは人類でした。
ここにこそ人類最大の強みがありました。つまり、
・自分が弱い存在だ、と知っていること
が強みであり、だからこそ危険を避け、工夫や改善をすることで生き残ってこられたのです。
■ 「弱みを認識できる」こと、そして「考えることができる」ことが最大の強み
有名な環境分析に「SWOT分析」というものがあります。
S・・・Strength「強み」
W・・・Weakness「弱み」
O・・・Opportunity「機会」
T・・・Threat「脅威」
これらを組み合わせて最適な方向性を導き出す手法。
SWOT分析においては「S×O」、すなわち「自社の良い部分(強み)を、良いタイミング(機会)に使う」ことが最良の方向性だとされています。
しかしもしも自社が弱い存在だと、なかなか「強み」が見つからないことも多いと思います。
そういったときには「弱み」に注目するとよいでしょう。
「弱み」をしっかりと認識するという事は冒頭の人類の話になぞらえれば、
・弱みを適切に認識できれば、克服のチャンスになる
からです。
① 自社の”弱み”は何なのか
② 保有している能力は何があるか
③ 改善するためには何を、どうすればいいか
SWOT分析で強みが少なく弱みばかりが挙がったとしても悲観することはないです。
「弱みを認識できる」こと、そして「考えることができる」ことが最大の強みなのです。
「どうすれば、できるか(改善できるか)」
できない理由は一切必要なく、ただ「どうすればいいか」だけを考えることで、必ず道は開けます。
・弱みを認識できるという”強み”
・考えることが出来るという”強み”
この2つの強みを最大限に活用していきましょう。
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